自宅に医療機器を置き,看護師などの訪問指導を受けながら治療するシステム。
1991年厚生省は,10年計画で,保健所を中心とする地域的なシステムを全国的に展開した。
対象となるのは,腎機能不全に対する自己腹膜灌流法,呼吸器障害に対する酸素吸入療法,食事のとれない人のための中心静脈栄養法などである。
このシステムは,患者のクオリティ・オブ・ライフ (生活の質 ) を高め,医療費を抑制するためにも有効とされている。
しかし現実には,保健所の体制や,家族の支援体制の整備は立ち遅れている。
Posted by うみの イルカ at 17:49